映画「デッド寿司」レビュー

2013年に作られたこの映画は寿司がある薬によって狂暴化し人食い寿司になるというパニックホラーなどと謳っているが実際のところはただただ松崎しげるを出演させたかっただけの映画に思える。

内容としては突っ込みどころ満載なのだが寿司が狂暴化してからの戦闘シーンは中々カッコよくリアリティがあり良い。ちなみに松崎しげるは同じ大学出身の大先輩であるが活躍しているのを初めて見た。そして寿司は炙りサーモンしか勝たん。

物語の詳し説明はしないが突っ込み鯛ことがたくさんあるのでそこを話したい。(本作に鯛は出てこないw

まずこの話は寿司職人の娘が家を出ていき旅館の仲居として働くところから話が始まる。この娘が家を出た理由は父親に「お前は女の匂いがするから寿司は握れんw」と言われたからなのだがそれも無茶苦茶話な話である。匂いで言ったら父親のほうが加齢臭が凄そうなのである。URであーる。

それはさておき娘が旅館に努めてからが問題で例えば娘が旅館でそばを運ぶシーンがあるのだが、そこで一緒に運んでいる仲居が「最低でも五段重ねよほーほほ」とかほざいているくせにお盆を二段しか持っていないのである。これにはさすがの俺も椅子から転げ落ちた。もう一つ、旅館の前でカップルがkissをしているところを寿司を食ってるおっさんが目撃し彼氏にボコボコにされるシーンがあるのだがこれも理不尽すぎて笑ってしまった。公共の場でディープkissする方が寿司喰うより明らかに悪いのではないか?

まあそっから色々あって寿司ネタが狂暴化し人間vs寿司という構図になっていくのだが、そこで出てくる奴らもみんな頭が狂ってるのがまた面白い。(松崎しげるだけは正常者。例えば、女性が寿司に舌を咬まれて死にそうになっているのになおまだおっぱいを揉もうとする男。逆に自分が死にかけているのにkissをしようとする男などあげだしたらきりがないので、是非映画を見て確かめてほしいw

もっと色々話したいのだが長くなるのでやめておく。まあ簡単に内容をまとめると「寿司を馬鹿にしてるとひどい目にあうぞ」という話である。

映画を見てない人は何の話か全く想像がつかないと思うので一度アマプラで視聴することをお勧めする。